6月にノーノー達成のマーリンズ投手、右肘じん帯再建手術へ

 米大リーグ、マーリンズのマイケル・ヒル編成本部長は1日(日本時間2日)、6月3日のダイヤモンドバックス戦で今季メジャー初となるノーヒットノーランを達成したエディンソン・ボルケス投手(34)が4日(同5日)に右肘じん帯の再建手術(トミー・ジョン手術)を受けると発表した。

 昨オフにロイヤルズからフリーエージェントになり、マーリンズと2年2200万ドル(約24億3千万円)の契約を結んだボルケスは開幕から7連敗を喫する苦しいスタート。しかし、5月29日のフィリーズ戦で6回1失点で初勝利を挙げた後のダイヤモンドバックス戦で“ノーノー”を成し遂げた。ところが、7月5日のカージナルス戦に登板した際に左膝を痛めて故障者リスト入りしていた。

 ヒル編成本部長によると、同投手は左膝のリハビリ中に投球練習を再開した際に右肘に痛みを訴えたため、MRI(磁気共鳴画像装置)検査を受けたところ、右肘じん帯に一部断裂が見つかったという。同投手は09年にも同じ手術を受けており、今回が2度目。戦列復帰まで最低でも1年を要するため、契約最終年となる来季中の復帰は微妙。同編成部長は「非常に落胆している」とショックを隠せずにいた。

 今季がメジャー13年目のボルケスの通算成績は93勝87敗、防御率4・42。今季はここまで17試合に登板し、4勝8敗、防御率4・19だった。

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