イチロー、15戦ぶり先発で2点適時打&メジャー1400得点 チームは最下位脱出

 マリナーズ時代の指揮官だったアスレチックスのメルビン監督と談笑するイチロー(撮影・小林信行)
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 「アスレチックス9-11マーリンズ」(23日、オークランド)

 マーリンズのイチロー外野手(43)は「9番・左翼」で先発し、5打数1安打2打点だった。八回の守備から中堅に入り、打率は・161(56打数9安打)。二回の右前適時打で9日のカージナルス戦以来、10戦11打席(1四球含む)ぶりのヒットを記録し、メジャー通算3039安打。メジャー史上96人目となる通算1400得点もマークした。

 6日のメッツ戦以来、15戦ぶりに先発出場したイチローの第1打席は1-0の二回2死二、三塁の好機。敵地ファンの歓声を受けて打席に入り、初対戦の右腕ハーンに対し、1ボールからの2球目、高めに浮いた135キロチェンジアップを右前へはじき返し、2走者を生還させた。続くゴードンの三塁打で4点目のホームイン。メジャー史上96人目の通算1400得点をマークした。

 7-1の三回2死三塁の場面は三邪飛。この回途中からマウンドに上がった2番手右腕、ウォールの直球ストライクを2球連続で見送って追い込まれた後、2球連続ファウルで粘りを見せたが、5球目高めの151キロ直球を打ち上げた。

 8-4の五回2死一、三塁の好機は投ゴロ。1ボールから3番手右腕、アックスフォードの2球目、外寄り151キロツーシームに止めたバットが当たり、投手左への緩いゴロとなった。

 3点リードの七回2死一塁の打席は空振り三振。4番手左腕、クーロムに対し、カウント2-2からの5球目、内角低めに落ちる130キロカーブにバットは空を切った。

 第5打席は10-6の九回1死一、二塁の場面。6番手右腕のスミスに対し、カウント2-2からの6球目、内角145キロ直球を打って出たが、一塁正面のゴロだった。

 試合は、マーリンズが序盤のリードを4人の継投で守り切って辛勝。借金を12に減らし、10日ぶりに地区最下位から脱出した。

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