上原39歳バースデーを今季初Sで飾る
「レッドソックス4‐3オリオールズ」(3日、ボストン)
レッドソックスの上原が39歳の誕生日を今季初セーブで飾った。「20歳だろうが39歳だろうが、勝負の世界では関係ない」と、大リーグ屈指のクローザーとして力を見せつけた。
4‐3の九回に登場。先頭のスクープを3球三振に仕留めると、フラーティ、マーカーキスは続けて三邪飛に打ち取り、わずか7球で三者凡退。初登板だった前日、制球に苦しんだスプリットもきっちりと決めた。
昨季は圧倒的な投球でワールドシリーズ制覇に貢献した。だが、年齢を理由に今季を不安視する声もある。「年だけで判断されると腹が立つ」と反骨心を燃やす。
数分の快投で試合を締めくくり「きょうは移動しないといけないので(早く終わらせた)」と冗談を飛ばし、笑顔で本拠地ボストンへ向かった。