上原、オバマ大統領から称賛受けた
昨季のワールドシリーズを制覇したレッドソックスは1日、ホワイトハウスにオバマ大統領を表敬訪問し、優勝に貢献した上原浩治投手(38)と田沢純一投手(27)も参加した。オバマ大統領は抑えの上原を「コウジの代名詞といえるスプリットを武器に、歴史に残る最高のポストシーズンを過ごした。勝利後はいつもほかの選手に飛びつき、幸せそうだった」と称賛した。
上原はオバマ氏の印象を「本物だ、という感じ」と表現。「めったに来ることができないところなので、すごくうれしい」と感激していた。
オバマ氏は昨年4月にボストンで起きた連続爆破テロに触れ「レッドソックスは優勝しただけでなく、街の気概と力を示した」とねぎらった。チームから第44代大統領にちなんで背中に「オバマ 44」とプリントされたユニホームを贈られた。
優勝チームのホワイトハウス訪問は恒例行事で、2008年はレッドソックスの松坂、岡島が当時のブッシュ大統領を訪ねた。昨年7月にはジャイアンツの一員として田中賢が参加した。