飛躍するKing Gnu、初の全国ツアー発売間近

自ら「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」と称するサウンドで注目を集めるバンド・King Gnu(キングヌー)が初の全国ツアーを開催。関西では3月17日・18日に大阪・心斎橋の「BIG CAT」(大阪市中央区)でおこなわれる。

バンドのリーダーで、すべての楽曲の作詞・作曲を担当する常田大希は、東京藝術大学でチェロを専攻し、ケンドリック・ラマーやレディオヘッドをはじめとする洋楽ロックやヒップホップとともに、ブランキー・ジェット・シティやミッシェル・ガン・エレファント、歌詞の面では井上陽水からの影響を公言する92年生まれのマルチな才人。

現在のメンバーが揃ってKing Gnu名義での活動をスタートさせた2017年から『フジ・ロック・フェスティバル』に出演し、常田が米津玄師の楽曲にアレンジとギターで参加するなど、幅広く注目を集めてきたが、アルバム『Sympa』は彼らが内包していた新感覚のハイブリッドさがよりダイナミックかつポップに全面発揮された会心の仕上がりに。

P-ファンクやビート・ミュージック、新世代ジャズ、クラシックといった多様な要素をアルバムの随所に散りばめつつも、あくまでも日本語ロックらしい強度や親しみやすさ、熱さを失うことなく絶妙のバランスで共存させた音世界は、これまでの邦楽ロックにはありそうでなかった新感覚のグルーヴに満ちている。

2月22日には現在放送中のドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』の主題歌として書き下ろした新曲『白日』を配信リリース。より大きな飛躍を遂げることになること確実な彼らの2019年の幕開けとなるツアーをお見逃しなく。料金は4000円(別途ドリンク代要)で、チケットは2月16日から発売される。

文/吉本秀純

(Lmaga.jp)

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