ケイバ熱盛ブログ「決して気性難ではないアルナシーム」(2月15日)
こんにちは、栗東・山本です。きのうのブログで予告していた、土曜阪神9Rつばき賞に出走するアルナシームのお話です。
この馬と言えば、2走目の東スポ杯2歳Sで見せた“暴走”が印象的です。3角まで掛かりっぱなしで、向正面で最後方から一気に先頭に。ただ、最後にパッタリ止まってしまったわけではなく、食い下がるように6着と、折り合いを欠いた割には大負けしませんでした。
しかし、引っ掛かってしまったのはその一戦のみ。メンコとクロス鼻革を着用した前走の朝日杯FSは、出遅れはしたものの道中はリラックスしながらの追走。直線は最内から力強く脚を伸ばすと、外差し馬場を考慮すれば着順以上に価値のある4着と健闘。能力を改めて示しました。
それから2カ月。今回もプール調教を織り交ぜながらの調整を進めているようです(なぜ前回時に気が付かなかったのか…)。担当の五十嵐助手は理由を説明します。「今は抑える調教しかしていないけど、馬は走りたがっている。だから、プールに入れています。思い切り走れますし、エネルギーも発散できますから。プールに入れた翌日に乗ったら、リラックスしているんですよ」。レースでの“前科”があるので、コースでは強い調教ができない。でも、それだけでは馬にストレスがかかってしまう。だから、爆発させられるプールに入れているようです。
ただ、「(最近は)プールに入れなくてもリラックスしています。いい方に向いていますね」と精神的に成長しているようです。「先週、(新コンビを組む)福永ジョッキーに2回乗ってもらって、『大丈夫だと思う』『この子は頭がいい』と言ってもらいました。気性難じゃなくて、走る気持ちが強過ぎるんです」と好感触だったことを教えてくれました。
ちなみに、橋口師も「福永ジョッキーは『短いところの馬じゃない』と言っていた」と話していました。となれば、やはり大目標はダービーでしょう。近親にシャフリヤールがおり、福永騎手とも少なからず縁のある血統馬です。今回は大舞台に向けて大事な一戦となりそう。注目したいと思います。




