ケイバ熱盛ブログ「キセキと福永J」(6月25日)

 栗東・井上です。う~ん…。マズい気がする。この『ケイバ熱盛ブログ』に宝塚記念の話題がない。これはアカン!ということで、今朝の栗東トレセン取材から、宝塚記念の情報をお届けします。

 金曜付のデイリー紙面でお伝えした通り、ワタクシの本命はキセキ。早速、福永Jに報告しました。「いいねぇ。あるよ。今回はチャンスやと思う。勝つなら今回やで」と自信たっぷりに返してくれました。

 その自信はどこから?もちろん、気になりますよね。「キセキがデビューした時、オーナーや角居先生に“(父の)ルーラーシップにそっくり。絶対に走る”って伝えたことがあって。1週前追い切りで久々に乗ったけど、柔らかいし、やっぱり走りが似ている」と力を込めます。

 ルーラーシップの金鯱賞とAJCCは、福永Jが勝利へと導いたものでした。そのルーラーシップの初年度産駒がキセキ。早くから、その素質を見抜いていたというワケだ。「菊花賞を勝ったけど、あれはドボドボの馬場だったから。本来は2000メートルから2500メートルの馬。宝塚記念は2年連続で2着やからね。うまくやれば勝てる」。そんな事を聞いたワタクシはさらに自信がわいてきました。

 ところで、“うまくやれば”とは一体…。1つ目はゲートでしょう。これまで何度もうまく出ていません。最近でいえば昨年の有馬記念。出遅れて、挟まれてと、そこでジ・エンドでしたから。福永Jといえば、ゲートを出ない馬でもうまく出すマジシャン。その術を盗もうと、多くの若手が直接聞きに来ることで有名です。ここでは詳細を省きますが、キセキも出し方があるようで、「練習で感触もつかんだし、レースも普通に出るよ」とまったく心配していない様子です。

 2つ目の“うまくやれば”は、返し馬らしい。「これまでの返し馬は丸まって走っている。あれではアカン。1歩目をフワッといけるかだけど、いけると思っている。うまく返し馬ができれば、レースにもつながる」。ここまで読めば、キセキを買いたくなりますよね。さて、結果はいかに-。レース当日を楽しみに待ちたいと思います。

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