「グランドチャンピオン・ＳＧ」（２５日、児島）

　昨年のグラチャン覇者である徳増秀樹（４７）＝静岡・７５期・Ａ１＝が、４日目６Ｒで、４コースのカドからまくり差しを決めて快勝。勝負駆けに成功し、予選突破を果たした。

　これまで出足に苦しんできたが、４日目は伸びを生かした調整で臨んだ。「出足は何をやっても来ない。伸びに特化して、まくってやろうと思っていた。それでも（３コースの）枝尾選手が出ているから、まくれなかった。諦めて、まくり差したことが逆に良かった」と胸をなで下ろす。

　これで連覇への望みはつながった。「乗り味は良かったけど、出足は限界。最低限の乗り心地と、この伸びを生かしたい。調整を一晩かけて考える」と６号艇で迎える５日目の準優１０Ｒを見据えた。