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タクシー運転手も風貌にビビった!? フェノーメノの戸田調教師が行き着いた場所は…

 フェノーメノで13、14年の天皇賞・春を連覇し、06年にはキストゥヘヴンで桜花賞を制覇と、華々しい実績を持つのが戸田博文調教師。当コラムでこのトレーナーのことを書くのは初めてだが、つき合いは大久保洋吉厩舎所属の助手時代からで、厩舎関係者のなかでも古い。勝ち祝いや忘年会には毎年呼ばれて、新聞記者にできる頼み事ならワタクシへ真っ先に相談してくれる…そんな間柄だ。

 戸田厩舎といえば、数多くの声を聞くのが『馬のつくりの素晴らしさ』。ほかの厩舎関係者が「戸田さんのところは本当にすごい」と口をそろえる。プロの目で見て、いろいろな人が同じことをコメントをするのだから、それこそ抜きんでている技術なのだろう。

 ひとつ例を挙げると以前、某ジョッキーに「戸田先生のところの馬はなぜ、ケイコの馬場入りまで非常にゆっくりと歩かせているのかな?」と聞かれたことがある。言われてみると、確かに厩舎から馬場へと向かうスピードがほかの厩舎よりも少し遅い感じがする。

 そこで、師へストレートに尋ねてみた。すると「走らせたり、速く歩かせたりする筋肉と違うところを使うでしょう?そこを鍛えるためにゆっくり歩かせているんだよ」とあっさり。「なるほど」と納得したものだ。細心の注意を払って日々の調整にあたっていることが、周囲からの高い評価につながっていることは間違いない。

 ところで、競馬の雑誌やウイナーズサークルなどで戸田調教師の姿を見たことのある読者の方は多いはず。どちらかと言えば『怖い系の風貌』だ。以前、こんなこともあったよう(トレーナー本人から聞きました)です。

 新潟駅へ着いてタクシーに乗車し「競馬場へ」と運転手に告げてしばらくすると、「きょうはいつも違う道を通るんだな。俺の知らない裏道か?」といった状況になったという。そして運転手さんが「着きました」と。そこで建物を見ると、到着先は何と!”新潟刑務所”。「聞き間違えたことと、風貌から勝手に面会だと思ったみたい。まあ、あの日は濃いサングラスもかけていたからなあ」と苦笑ものの逸話が残っている。

 そんな感じの師ではあるが、実はマスコミの取材には丁寧に応じてくれて、読者プレゼント用のグッズなども積極的に提供してくれる。恐らく、ワタクシが記者を引退するまでつき合うことになるだろう。「これからもよろしくです!」とこの場を借りて記しておきます。

(馬サブロー美浦支局・玉川 祝)

【玉川の土曜推奨馬=福島12R・ブランオラージュ】

 ケイコの動きが目立っており、陣営への取材の感触も文句なし。昨年8月の札幌戦以来、約1年ぶりの出走となる不利を承知で勝負してみる。

【馬サブローコンテンツ】

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