【土曜・東京９Ｒ・日吉特別】

　◎ホウオウモントレーの前走は骨折放牧明け。ケイコで動いていたとはいえ、パドックで見た馬体には余裕があり、もうひとつ中身が伴っていなかった感じの仕上げだった。それに加えて、ブランク明けでの高速馬場。流れに乗り切れなかったのも仕方がなく、酌量の余地は十分にある敗戦だった。今回は調教の動き、カイ食いにも変化あり。叩いた上積みに加え、１勝クラスＶの内容やケイコで軽々と好時計が出る脚力からも、一変を見込んでいいだろう。

【土曜・東京１２Ｒ・４歳上２勝クラス】

　◎ロンゴノットの前走は押して押しての逃げ争い。前半３Ｆを３３秒５でかっ飛ばした２頭で後続を大きく引き離したが、さすがに直線はバテて共倒れ。参考外と言えるだろう。過去にはヒヤシンスＳ４着や、現級２着の実績がある。スムーズに運べれば反撃の力は十分。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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