【月曜中山１Ｒ・３歳未勝利】

　◎メイクポーチの初戦は自身の前半３Ｆ通過が38秒５。これに対して、２戦目の前走は同34秒５。１Ｆ短縮によるペースアップで追走にかなり苦労していた。それでも早々にバテた初戦とは違って、最後までしぶとい粘り腰を披露。残り１Ｆでフワッとしながらも、ゴール前はもうひと伸びをして差を詰めている。実戦を経験した上積みがあったとはいえ、内容的には一変に近い。恐らくこの条件の方が合っていたのだろう。再度の中山で、嘉藤貴行騎手も連続騎乗なら前走以上の結果が期待できる。単勝＆馬連で狙う。

【月曜中山５Ｒ・３歳500万下】

　◎トーセンウィナーの姉メモリーミネルバはデビュー勝ち。また兄ハレルヤボーイも２歳時に重賞で好走を重ねたように、早い時期から動ける血筋と言える。Ｖを飾った初陣は単勝13番人気の低評価。ただパドックでの気配、返し馬の感触もかなり良く映った。重い印を打ち、２着馬も上位に評価していただけに、馬券を獲れなかったことをしばらく後悔したものだ。持って生まれた競馬センスに使った上積み、そしてまだフロック視されていて配当妙味が見込めるここは狙える。３連単軸１頭マルチで勝負する。

【月曜中山12Ｒ・４歳上500万下】

　◎アドマイヤシナイは平均的に脚を使うタイプ。極端な瞬発力勝負では限界があり、前走のような展開は向かない。逆に、トリッキーで上がりのかかる舞台は望むところ。当舞台の３走前は立ち回りのうまさとしぶとさを生かして２着。走破時計は翌週の1000万特別より速く、上級でもやれる力を示していた。当時だけ走れれば結果はついてくる。攻め気配の目立つ○フローラデマリポサが相手に。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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