【東京盃】古豪サクセスエナジーが重賞6勝目 松山「久しぶりに強いサクセスを見せられてうれしい」

 接戦を制して東京盃を勝ったサクセスエナジー(手前)=撮影・持木克友
 東京盃を制したサクセスエナジーと関係者=大井競馬場(撮影・持木克友)
 直線で抜け出すサクセスエナジー(左から2頭目)=大井競馬場(撮影・持木克友)
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 「東京盃・Jpn2」(6日、大井)

 開催3日目の11Rで行われ、古豪サクセスエナジーが重賞6勝目を挙げた。7番人気の7歳馬は、道中3番手の外から直線で抜け出した。2着は1番人気のリュウノユキナ、3着にはドバイ帰りで2番人気のレッドルゼルが入った。なお、優勝馬は「第21回JBCスプリント・Jpn1」(11月3日、金沢)の優先出走権を獲得した。

 ここまでダートグレードレース5勝の実績も、大井では結果を出してなかった7歳馬サクセスエナジー。昨年12月の兵庫ゴールドトロフィー・Jpn3(園田)以来のタイトル奪取で、古豪健在ぶりを見せつけた。

 もまれない外枠から道中は3番手をキープ。直線に入ると、残り1F手前で早くも先頭へ。その勢いのまま強豪馬の猛追を振り切り、勝ち時計はレコードに0秒1差の1分10秒3だった。

 殊勲の松山は「久しぶりに強いサクセスの姿を見せられて、すごくうれしい。前走は内枠で砂をかぶって力を出せなかったので、外枠からスムーズな競馬を心掛けました」と振り返った。

 今年のJBCスプリント(金沢)は、これまで9勝を挙げている1400メートル戦。得意舞台でビッグタイトルも視野に入ってきた。

 リュウノユキナ(2着)「スタートはうまく出て、馬混みの中でよく我慢した。前残りの競馬で、先行馬に残られた」(柴田善)

 レッドルゼル(3着)「よく頑張っているが、最後苦しくなったのは久々の分だろう。次はより以上の競馬ができると思う」(川田)

 コパノキッキング(4着)「勝ち馬の後ろでいいレースができたが、ラスト150メートルで馬が疲れた。次はチャンスあると思う」(ルメール)

 サブノジュニア(6着)「1歩目は出たが、進んでいかなかった。年齢的にズブくなっているのか。今年のJBCは千四なので、その方がいいかも」(矢野貴)

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