先週の安田記念はインディチャンプが好位から差し切って快勝。２着はいいリズムで逃げを打ったアエロリットでした。そして人気のアーモンドアイは３着。ゴール前は猛然と追い上げてきましたが、スタート後の不利がかなり大きかったですね。あれがなければ差し切っていた可能性は高いと思います。ダノンプレミアムも不利を受けて、ラストは反応していませんでしたね。少し後味の悪い結果になりましたが、これも競馬。レース後に下馬したダノンも無事ということですから、もう一度、どこかで再戦してほしいものです。

【土曜・阪神２Ｒ・３歳未勝利】

新馬戦のスクエアテーブルは強い勝ち馬を２番手から追いかけ、２Ｆ目からは１１秒６－１１秒６－１１秒８－１２秒１のハイラップを刻む厳しい形。大バテしてもおかしくない展開でしたが、しぶとく踏ん張って３着を確保。勝ち馬は続く５００万特別を圧勝し、２着馬もその後、取り消しを挟んで２連勝しただけに、価値のある３着といえます。いったん放牧に出たものの、帰厩後は坂路で優秀なラップを連発。今の未勝利なら間違いなくレベルが一枚上でしょう。ここが買い時。相手は○ボンセグレート、▲スマッシングハーツ、×メイショウアマギ。馬券はアタマ固定の馬単と馬連。３連複フォーメーション◎→○▲→印各馬へ。

【土曜・阪神９Ｒ・生田特別】

前走はスタートのタイミングが合わず、しんがりからの競馬になった◎スカーフェイス。かなりペースが落ち着いたうえ、直線も前が壁でさばきながらの仕掛け。ジワジワと脚を伸ばして７着まで詰め寄ったものの、序盤のロスがあまりにも大きかったよう。決して力負けしたのでありません。３走前が「距離不足？」と思わせるような内容だったうえ、長く脚が使えるだけに２４００ｍはむしろ合うはず。自己条件、５３キロなら好勝負になるとみます。相手は○キスラー、▲ピッツィカート、×ルタンブル、△マサハヤニース、△エレヴァルアスール。馬券はアタマ固定の馬単と馬連。３連複フォーメーション◎→○▲→印各馬へ。

【土曜・東京９Ｒ・八丈島特別】

前走のカセドラルベルは出負けして後方からの競馬に。中盤から挽回しようと早めに動いていったぶん、目標にされて差されましたが、最後まで脚色は鈍っておらず、勝ちに等しい２着。素質は間違いなく高く、現級でウロウロする器ではないと思います。休み明けとはいえ、５月上旬から順調に調教ピッチを上げて素軽い動きを連発しており、仕上がりは上々。胴長、脚長で中長距離向きの体型だけに、広い府中に変わるのも大歓迎。しかも斤量の５２キロは圧倒的に有利に映ります。ここが狙い目。相手は○フォルコメン、×ミッキーバード、☆チェサピークベイ、△ジンゴイスト。馬券はアタマ固定の馬単と馬連で勝負。

【先週の推奨馬成績…６月０１日＝⑧⑪③着、６月０２日＝⑥取消⑧着】

（馬サブロー栗東支局長・竹村浩行）

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