「ウィナーズカップ・Ｇ２」（１９日、別府）

　毘沙門天賞の脇本は後方に置かれて見せ場なく終わった。森田が思い切りのいい先行をしたこともあって、脇本を不発にした。気持ちのいい先行じゃった。平原は先行した森田に応える１着。松浦もやはり動きは悪くなく、今回は楽しみだ。

　２次予選では新山響も良かった。誰も出させずに長い距離を踏む、さすがＳ班の走り。守沢は離れながらも追い付いての差し切り。力がないとできない。ビッグレースの優勝はないが、そろそろあっても不思議はない。

　１０Ｒ　位置取り確かな古性が中心。ラインで②⑨。新田に乗る守沢との②⑤。あとは２次予選は３着だったが、いいスピードだった浅井との②④。

　１１Ｒ　最終的には野口の主導権とみる。そうなれば郡司が有利。犬伏目標の松浦と③＝①。復調してきた新山との③②、位置を取れる山田との③⑤。穴で脚をためる佐々木との③⑦。

　１２Ｒ　ここは２日目の反省も踏まえた走りを見せる脇本から。先行なら三谷の差し切りもある①＝⑨。吉田の先手で平原との①③。（本紙評論家）