【松山デイリー杯】伊藤豊明の豊かな明るい車券

 「伊藤豊明杯×デイリースポーツ杯・F1」(14日、松山)

 2日目を振り返りたい。コンディションは引き続き良好で、特に自力選手が持ち味を出してタテ脚を発揮していた。一方で番手がもつれたり、難しいレースもあった。ガールズケイリンでは太田りゆ(埼玉)が連日、パワーが光っている。Vが見えたという印象だ。

 S級準決10Rは野口裕史(千葉)の怒濤(どとう)の先行で、番手の諸橋愛(新潟)はまさかの4着。寒い時季に野口の先行はすさまじい力がある。11Rは後藤大輝(福岡)が逃げて、番手の渡部哲男(愛媛)が抜け出し、渡部後位の掛水泰範(高知)も続いて堅い決着だった。渡部は余裕を持って抜いており、仕上がりは上々とみる。12Rは菊池岳仁(長野)ラインが本線だったが、瓜生崇智(熊本)がいい仕事をして東日本勢を分断。九州作戦は見事に成功した。

 12R 渡部に期待。決勝は流れも向いて野口という絶好の目標を得た。対戦相手は強力だが、野口が仕掛け切る。そして、最後は渡部が抜け出す。まずは13。九州4車の番手・中川誠一郎(熊本)との12。さらに中川後位の瓜生が突っ込んで15。(伊藤豊明・本紙評論家)

編集者のオススメ記事

松山競輪特集最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス