【高松G3】復調ムードの菊地圭尚が総力戦でV獲りへ

 「玉藻杯争覇戦・G3」(2日、高松)

 復活を期す菊地圭尚(39)=北海道・89期・S1=が決勝へ駒を進めた。準決10Rは2日目に続いて新山響平(青森)の番手戦。津村洸次郎(福岡)を先頭にする九州勢の2段駆けも予想されたが、新山が強引に主導権を奪い先行。4番手から迫ってきた中川誠一郎(熊本)にかわされたが2着に入った。「何か余裕がない。新山君を残したかったけど、焦って早めに踏んでしまった」とレース後は反省の表情を見せたが、久しぶりに記念の決勝へ勝ち上がり自信は戻りつつある。

 2007年のG2・ヤンググランプリ(立川)の覇者でビッグレースの常連だった菊地。だが、ケガに泣いて近況は競走得点を落としていたが「F1シリーズが多くて、G1を走る選手とはちょっと脚の差があると思っているが、日に日に思い出してきているし、楽しく走れている」と激しいレースの流れにも乗れてきた。決勝は自力勝負で活路を見いだす。強敵相手に見せ場をつくり、復活ののろしを上げる。

編集者のオススメ記事

高松競輪特集最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(高松競輪)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス