【高松競輪】馬場圭一コラム チャレンジステージは伊藤颯馬に注目 抜群の脚力で特別昇班だ

 「ヤクルト杯 F2モーニング競輪」(29日、高松)

 まず準決を振り返りたい。チャレンジは、それぞれに持ち味を出して、115期から4人が勝ち上がった。4Rの城戸俊潔(岡山)は外並走からまくって11秒6。驚かされたのは、5Rで打鐘3角からシッティングのままカマシ先行で、またもや後続を最終4角で突き放した伊藤颯馬(沖縄)だ。まだまだ100%の力は出していないとみる。

 1、2班戦では、まず8Rの照屋将貴(沖縄)がいい動きだった。新ルールで誘導のタイムが上がる中、1回インを切って、そこから7番手に下げられることになったが、2角から大外を強烈なまくりで乗り越えた。それと三住博昭(神奈川)も取り上げたい。先行した中嶋宣成(長野)にしっかりと付いて、さらに内から当たられながらも、耐えて伸びた脚は素晴らしかった。

 9Rの末木浩二(山梨)は、メンバーにもよるだろうが、仕掛けの修正が見られた。4角からも踏み直せていた。

 10Rは久保田泰弘(山口)。外、外を踏む展開になったが、内を封じ込める形で2着。最後まで諦めない粘り強さを感じた。

 9R 特別昇班がかかる伊藤は、まくりで決めるだろう。スジで2-4。城戸が先まくりなら2-3。この2点に絞る。

 10R 末木、久保田は同じ脚質でスピードも互角。ここはラインの長い末木が先行するだろう。初日特選でも末木マークから1着を取った三住から狙う。末木との5-1。スピードあるまくりを放つ照屋との5=4。外に浮きながらも諦めない久保田への5-2。さらに突き抜けの5-7。(本紙特別評論家)

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