【高松競輪】馬場圭一コラム 初日特選は展開が向きそうな石口慶多を狙う

 「ヤクルト杯・F2モーニング競輪」(28日開幕、高松)

 今回のモーニング競輪は、デイリースポーツのホームページで予想を書きますので、3日間よろしくお願いしま。

 チャレンジ戦では、現在6連勝中で、今シリーズに特進がかかる伊藤颯馬(沖縄)に注目。A級特選は、どこからでも狙える好メンバーがそろった。競輪ファンの皆さんには興味深い開催となるでしょう。

 5R 伊藤の強さは115期の中でも、1000メートルのタイムトライアルは1分6秒87でトップ。その脚力は断然だ。伊藤自身は「ラインを大切にしたい」と話しており、予選ではそうした走りになるだろう。スジで1-4。坂田が飛び付いた時の1-3。坂田後位から伸びる藤田との1-5。角口が先行して伊藤がまくりに回されたケースは、角口マークの手嶋と1-2。

 7R 先行に迷いなく、ライン4車になった中嶋の番手に、元同県(長野)の為田が競りにいく。近況、すんなり先行でも後ろが離れるレースが多いので、ましてや競りとなれば、さらに離れる可能性は高くなる。高鍋が番手にハマるケースで1=3。中村がハマれば1=8。中嶋がすんなり先行すれば、3番手回りの山内が伸びるとみて1-9。

 10R 取材をしているうちに、久保田から出た「バック回数を増やしたい」という言葉が意外だった。自在に何でもできる印象が強かったからだ。ダッシュがないので長い距離を踏む長所を生かしたいということだった。徹底先行型・末木との主導権争いが予想される。展開は前回、11秒2でまくり優勝した石口に展開が向きそうだ。スジで3-5。末木は「粘れるような仕掛けに修正したい」と語っていた。そのように駆ければ逃げ粘りが十分にあり3-2。穴は単騎・久島との3-7。(本紙特別評論家)

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