【高松】稲垣裕之「村上さんや市田さんの分まで」魂の走りを継承

 「ウィナーズカップ・G2」(20日、高松)

 稲垣裕之(39)=京都・86期・SS=が連勝で決勝進出を決めた。2日目の2次予選、3日目の準決勝とも三谷竜生の番手から抜け出して快勝。決勝戦は稲川翔-東口善朋を従えて、近畿ラインの先頭で力を振り絞る。

 今開催は近畿の総大将・村上義弘が欠場。3月13日に向日町競輪場での練習中に落車し、左鎖骨、ろっ骨を骨折した。

 また、初日6Rでは市田佳寿浩が落車。右股関節脱臼骨折、右大腿(だいたい)骨頭粉砕骨折の大けが。近畿勢受難のシリーズになりかけた。

 しかし稲垣は村上の代わりとして、近畿地区のリーダーとなり、奮闘し決勝まで勝ち上がった。決勝は近畿勢の先頭で入魂のレースを披露するだけだ。

 「準決は(三谷)竜生が頑張ってくれたおかげ。修正はできているし、調子はいいと思います。決勝は村上(義弘)さんや市田(佳寿浩)さんの分まで気持ちを入れて走ります」

 平原康多や郡司浩平、原田研太朗と相手は強力だが、ラインの結束力を発揮して近畿勢での上位独占をもくろむ。

編集者のオススメ記事

第1回G2・ウィナーズカップ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス