【和歌山G1】河端朋之がG1初の決勝進出を狙ってパワーを発揮

 「高松宮記念杯競輪・G1」(20日、和歌山)

 河端朋之(35)=岡山・95期・S1=がパワフルなレースでシリーズを盛り上げている。2日目6Rは打鐘3コーナーからカマシ先行。自身は2着だったが、番手の小倉竜二(徳島)の勝利に貢献。「1周しか行ってないのにタレてしまって小倉さんに気を使ってもらった。何とかワンツーが決まって良かったです」と振り返ったが、脚力を存分に発揮している印象だ。

 「1着こそ取れてはいないけど、しっかりと自分の力を出せているとは思う」と本人も2日間の状態の良さには手応えを感じている様子。G1、G2での決勝進出こそないが、2018年の世界選手権(オランダ)では銀メダルを獲得した経歴を持つ。準決勝12Rは、自身初のG1決勝進出を目指して、ナショナルチームで鍛え上げられた自慢の脚力を生かす。

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