【競輪】細田愛未が波乱を呼んで今年V6だ
「アーバンナイトカーニバル・G3ナイター」(12日、川崎)
細田愛未(23)=埼玉・108期・L1=が巻き返しを狙う。予選は2走とも最終バックを奪う積極策で連勝。だが、準決は最終ホームでカマした矢野光世(福岡)を追い掛けて、脚がいっぱいになり4着。選考順位7位で滑り込みの決勝進出となった。
「ペースを落とし過ぎた。カマシに対応して自分で踏み上げて脚がいっぱいになってしまった」
しかし、下を向いている暇はない。決勝に向けて気合をしっかり入れ直した。
「7月のガールズケイリンフェスティバルで上位陣との力の差を感じて、前場所から3・79のギアを使っている。このギアを使いこなせれ優勝のチャンスはある」
3連勝で勝ち上がった大久保花梨(福岡)を相手に、昨年8月の四日市で先まくりを放って優勝した実績がある。その再現を果たして、前場所の高松に続く今年6回目の優勝を決める。