【競輪】成田和也 267日ぶりの1着

 「S級シリーズ・F1」(16日、京王閣)

 京王閣競輪の初日11R(S級初日特選)で成田和也(36)=福島・88期・S1=が1着。昨年8月22日の豊橋記念2次予選以来、267日ぶりにゴールを先頭で駆け抜けた。

 成田は昨年8月の豊橋記念の準決10Rで落車。右鎖骨を骨折して、約4か月間も欠場。同12月の広島記念で復帰したものの、準決10Rでまたも落車(失格)。前回と同じ右鎖骨だけでなく、恥骨まで骨折。今年3月に川崎F1で再始動し、なかなか勝ち切れなかったが、ようやく1着を決め、ホッとした表情でレースを振り返った。

 「前の房州君と、後ろの和田君のおかげです。前場所の平塚記念を走り、トップレベルの選手からいろいろ感じることができた。今回は余裕もあり、1着が取れました。これからもしっかり勝てるように頑張ります」。前を任せた房州輝也(福島)と後ろを固めた和田圭(宮城)とワンツースリーを決められた(2、3着は和田、房州)ことに笑顔だった。

 17日は準決11Rに登場。最近、連係することの多い桜井正孝(宮城)に前を任せて、短期登録で来日中のマティエス・ブフリ(オランダ)撃破に燃える。

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