【競輪】松阪記念は波乱の決着

 「蒲生氏郷杯王座・G3」(11日、松阪)

 鈴木庸之(29)=新潟・92期・S2=が2角まくりで快勝。記念決勝初進出で記念初優勝を飾った。2着には渡辺晴智、3着には池田勇人が入り、3連単は19万6870円の高配当と波乱の決着となった。

 SSの選手もおらず、混戦ムードが漂った一戦。制したの決勝メンバーで唯一S2の鈴木だった。先行態勢に入った吉本に対し、すかさず最終ホームでたたきに行った松谷。両ラインによる壮絶なもがき合いを前に見ながら、2角から仕掛けると、一気にのみ込んだ。 「1コーナーで自分がまくり切れるのが分かりました」と記念初Vの喜びで声は弾んだ。この勝利でG2・サマーナイトフェスティバル(8月21~23日・函館)とG1・競輪祭(11月20~23日・小倉)の出場権も獲得。波乱を演出した男のビッグレースでの活躍が楽しみだ。

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