【競輪】天田裕輝 奈良で記念初V
「春日賞争覇戦・G3」(3日、奈良)
新ヒーロー誕生の予感-。12Rで行われた決勝は、単騎戦で臨んだ天田裕輝(29)=群馬・91期・S1=が9番手から2角まくりで1着。記念初優勝を無傷4連勝の完全Vで飾った。
決勝では単騎のメリットを最大限に生かした。「北日本コンビの後ろをみんな狙うだろうけど、そこに参加するとゴチャつくし、脚を使わされて分が悪い」と冷静に判断。位置取り争いはせず、じっと脚をためて仕掛ける機会を待った。早坂秀悟-佐藤慎太郎が残り2周の赤板ホームから逃げて、稲垣裕之がカマシでモガキ合う展開に乗じて一撃。メンバー中で唯一の9秒台、上がり9秒6のまくりは完全にスピードが違っていた。
表彰式のインタビューではタイトル獲りも宣言。「今年はG1を獲って、グランプリに出場したい」と堂々アピールした。次走はG1・全日本選抜(12~15日・静岡)。勢いに乗って、今年最初のG1レースで悲願達成を目指す。
