「ヤンググランプリ2014・G2」(29日、岸和田)
近藤龍徳(23)=愛知・101期=がS級初優勝を大舞台で達成した。単騎戦を苦にせず、最終バックから会心のまくりを決めてヤンググランプリを優勝。賞金505万円を手に入れた。
優勝した近藤龍徳の父・幸徳は、表彰式が終わった龍徳をガッチリ抱きしめて、うれし涙を流した。「師匠(鰐渕正利)の指導のおかげです。親子で甘えが出てしまうから、自分は師匠にならなかった。龍徳は小さいころから『競輪選手になる』ってずっと言ってたし、いい息子を持ちました」とあふれる涙を拭きながら話した。