【競輪】稲川「万全に戻して本番へ」

 競輪評論家の山口幸二氏(左)とトークショーに臨む稲川翔
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 「岸和田キング争覇戦・G3」(2日、岸和田)

 65周年記念の最終日、地元の稲川翔(29)=大阪・90期・S1=がトークショーのゲストとして来場。一発勝負で優勝賞金1億円を争う「KEIRINグランプリ2014」(12月30日・岸和田)に向けて、現状をファンの前で語った。

 10月の千葉記念で落車して左鎖骨を骨折。復帰に向けてトレーニングに取り組んでいる最中で「手術後は3週間ぐらい練習できなかったが、1週間ぐらい前から練習はしている」と明かした。今のところ復調の手応えは「(10点満点中で)正直、6~7ぐらい」と話したが「グランプリは地元なので(走ることに)失礼のないような状態に戻さないといけないと思っている。まずは万全の状態に戻すことが第一」と大一番に向けて青写真を描いている。

 気になるのは、グランプリで連係が見込める村上義弘、村上博幸との並び。さすがに「状態が状態なので考えないようにしている」と明言しなかったが「“近畿はひとつ”と思っている」と話した。復帰プランについては「松戸記念(6~9日)、広島記念(13~16日)は走るつもり」と出場を示唆。実戦を走りながら大一番に向けて仕上げていく。

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