デアリングタクトが2週前追い切り

 「有力馬次走報」(7日)

 ◆宝塚記念3着のデアリングタクト(牝5歳、栗東・杉山晴)が、秋の始動戦となるオールカマー(25日・中山、芝2200メートル)の2週前追い切り。終始馬なりのまま、軽快な脚さばきで栗東坂路4F54秒3-39秒3-12秒8をマーク。「体も実が入って、毛ヅヤもいい。状態面はいいですよ」と杉山晴師。3連勝で三面川特別を制した僚馬ストーリア(牝3歳)は秋華賞(10月16日・阪神、芝2000メートル)へ直行する。

 ◆21年の最優秀ダートホースで、帝王賞4着のテーオーケインズ(牡5歳、栗東・高柳大)は今月下旬に帰厩予定。「行ければJBCクラシック(11月3日・盛岡、ダート2000メートル)、間に合わなければチャンピオンズC(12月4日・中京、ダート1800メートル)に行きます。今の感じならJBCで大丈夫そうです」と高柳大師。

 ◆中山グランドJを制した後、休養していたオジュウチョウサン(牡11歳、美浦・和田郎)が7日、美浦トレセンに帰厩。21年と同じく東京ハイJ(10月16日・東京、芝3110メートル)から、連覇が懸かる中山大障害(12月24日・中山、芝4100メートル)を目指す。

 ◆辻野勢の動向。新潟記念を制したカラテ(牡6歳)は天皇賞・秋(10月30日・東京、芝2000メートル)に向かう。毎日王冠(10月9日・東京、芝1800メートル)を挟むかは未定。札幌で2連勝したディナースタ(牡3歳)は菊花賞(10月23日・阪神、芝3000メートル)に直行する。キーンランドCを出走取消となったサヴォワールエメ(牝6歳)はオパールS(10月9日・阪神、芝1200メートル)へ。

 ◆スプリンターズS(10月2日・中山、芝1200メートル)に出走予定のタイセイビジョン(牡5歳、栗東・西村)は福永と新たにコンビを結成する。

 ◆キーンランドC5着のオパールシャルム(牝5歳、美浦・武藤)はオパールS(10月9日・阪神、芝1200メートル)へ。小倉日経オープン4着の僚馬ナイママ(牡6歳)はケフェウスS(17日・中京、芝2000メートル)へ向かう。

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