【高松宮記念馬体診断】メラグラーナ

 「高松宮記念・G1」(26日、中京)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、高松宮記念に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【メラグラーナ 評価=B】

 極悪馬場だった京阪杯の14着を除けば、1000万下から4連勝。スプリント界最大の上り馬だ。父が同じブラヴィッシモも約10カ月で未勝利からオープンまで上り詰めており、この勢いは血統が成せる業かもしれない。

 体質と相談しつつ着実に育んできたが、まだ馬体は良化の余地を残している。500キロを優に超す牝馬だが、骨格に見合った筋肉量は身につけていない。かなり前重心になっていることでトモが流れているが、後肢のボリュームや股の膨らみからすればまだ前駆体系か。

 つなぎは短めで立ち気味。さらにトモ高で瞬発力に優れた体形。現時点の完成度でこの戦績は立派だが、まだ良くなりそうだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で単走追い。時計はエラーだったが、キビキビと柔らかい脚さばきで駆け上がり、出来の良さを感じさせた。気合乗りも申し分ない。

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