【ボート】デビュー初優出を果たした松田真実と長尾萌加の今後の成長に期待
「レース記者コラム 仕事・賭け事・独り言」
6日に優勝戦が行われた蒲郡のG3・オールレディースは今井美亜(福井)が優勝。2019年12月のプレミアムG1・クイーンズクライマックス(徳山)以来となるV。6年もの間、優勝から遠ざかっていたが、これが復活への足がかりとなるか。再び大きな舞台での活躍を見たいものだ。
シリーズは今井の優勝で幕を閉じたが、フレッシュな若手の奮闘も見えた。ベテラン、中堅に混じって130期以降の選手も多く参戦していたが、松田真実(24)=愛知・131期・B1=と長尾萌加(24)=岡山・133期・B1=がデビュー初優出を果たしてシリーズを盛り上げた。
ともに1走目を1着とすると、その勢いで予選をしっかりとまとめてクリア。準優は松田が5コースから、長尾は4コースから2着に入り、うれしいベスト6入りを決めた。両者とも2連対率が50%台の良機の後押しがあったとはいえ、そのチャンスをしっかりと生かした形となった。優勝戦は長尾が5号艇で5着、松田が6号艇で6着と見せ場を作ることはできなかったが、この優出は自信にもなっただろう。デビュー初優出を契機にこれからのステップアップに期待したい。(関西ボート担当・松下央)




