【ボート】“シン・センプル軍団”が躍動へ兵庫支部にみる世代交代

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 ファン投票などで出場者が決まるSG・ボートレースオールスターが27日から、まるがめボートで開催される。人気、実力を兼ね備えた選手が集まる大会とあって、最年長は1969年生まれの今垣光太郎(福井)、松井繁(大阪)から、最年少となる2002年生まれの川井萌(静岡)まで、バラエティーに富んだメンバー構成だ。昨年の同レース覇者が2001年生まれの定松勇樹(佐賀)だったように、ボートレース界にも世代交代の波が訪れている。

 記者が担当する兵庫支部もしかり。魚谷智之、吉川元浩が長年引っ張ってきたが、魚谷さんや白石健さんの引退もあって、その勢力図は塗り替えられようとしている。この4月末で終了した2025年後期の級別審査を見ても鈴谷一平、加藤翔馬、宮田龍馬がA1復帰を果たし、尼崎フレッシュルーキーの武井莉里佳もA2初昇格。登玉隼百、山下大輝、数原魁もA2級を確保し、さらなる飛躍を狙っている。

 SG・オールスターには残念ながら兵庫支部からの出場者は0人。2018年以降、吉川元浩がSGを3勝、G1を4勝、稲田浩二がG1を4勝しているが、近年、兵庫支部からはこの2人以外に大きなタイトルを獲得した選手はいない。オールスターも2023年の稲田以降、出場者を出せていない。

 センタープールを盛り上げるためにも若手の早期台頭が待たれる。大輝、拓巳、智己の山下3兄弟を筆頭に、母娘2代レーサーの登みひ果、“金龍ジュニア”金子龍斗、デビューを控える近藤来希まで未来、そして魅力ある20代がズラリとそろう。毎日のようにホーム水面で練習を重ね、切磋琢磨(せっさたくま)している姿には応援せずにはいられない。

 「だれもが躍動する、スポーツ」というキャッチコーピーとともにボートレース界に飛び込んできた“シン・センプル軍団”の活躍を楽しみにしていてもらいたい。必ずSGの舞台に彼らは乗り込んでいく。(関西ボート担当・中村博格)

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