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【競輪】コロナ禍でも売り上げ好調 映像改革でさらなる顧客獲得へ

 「競輪記者コラム・仕事 賭け事 独り言」

 2020年は新型コロナウイルスに振り回された一年だった。競輪業界も例に漏れず大変な一年になった。業界最高峰のG1・日本選手権(20年5月5~10日・静岡)が中止。開催中止、無観客開催も相次いだ。21年も予断を許さない状況が続きそうだ。

 その中でも競輪業界にとって明るい話もあった。車券売上額の推移だ。19年4月から11月は、開催日数が1532日で売上額は約4363億円。コロナ禍の20年4月から11月は開催日数が1371日で売上額は約4414億円。開催中止による4、5月の日数減がありながら、前年比超えと大健闘している。好調の要因はネット投票が伸びていること。コロナ禍だからこそネット投票ファンのことを考えた改革を進めてほしいと願い、私案を提示したい。

 まず取り掛かってほしいのは映像の充実だ。オフィシャルサイトのライブ映像は大事なところで止まることがしばしばある。これは車券を買っている人にとって一番頭にくる。見ている側のネット環境も影響しているのだろうが、改善をしてもらえると助かる。

 「YouTube Live」の充実も一つの手だと思う。巻き戻し機能があるので、リアルタイムでレースが見られない時には重宝する。数多くの競輪場で導入しているだけに全場で導入してもらえると助かる。

 ダイジェストの改革も希望したい。今は競輪場によってダイジェストのレース映像の切り取りがバラバラだ。これは全場統一でスタートからゴールまでに変更するべきだ。スタートの動きや、道中の位置取りなど、車券購入に必要なことがカットされている現状を変えていくほうがいいのではないだろうか。

 審議VTRもダイジェストと同様に見られるようにする方がいい。車券で買った選手が審議対象になったときはセーフでもアウトでも確認はしたいものだ。

 もう一つ大事なのは発走時間。ミッドナイトは10分ずらしでうまくやっているが、ナイターは同時刻に発走することがよくある。これは車券を買っていて、本当にイライラする。関係各所の打ち合わせで変更できるなら早く取り掛かってもらいたい。

 新型コロナウイルスが落ち着く状況はまだまだ先になりそう。今後、競輪はネットで見ることが多くなる。ネット環境を整えていけば、まだまだ車券の売り上げは上がるはず。できることからコツコツと変えて売り上げを伸ばして業界の発展につなげたい。(関東競輪担当・松本 直)

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