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【ボート】篠崎仁志が語った兄弟の関係性とは

 「ボート記者コラム・仕事 賭け事 独り言」

 5月31日に閉幕した「SG・第47回ボートレースオールスター」(住之江)は、篠崎仁志(32)=福岡・101期・A1=がSG初優勝。兄の篠崎元志(34)=福岡・96期・A1=が、既にSG2冠を達成しているため、松尾泰宏・幸長(ともに引退)以来、史上2組目の兄弟SG覇者が誕生した瞬間となった。

 スポーツ界を見渡しても、兄弟で活躍した選手は印象に残りやすいところがあると思う。少し古い記憶をさかのぼっても、ぱっと思い浮かぶのは大相撲の若貴。野球では西武ライオンズの松沼兄弟。ゴルフでは尾崎3兄弟。競馬では武豊と幸四郎。競輪の村上義弘と博幸は、2人そろってトップレーサーとして現在も活躍中だ。

 篠崎仁志は優勝を決めた直後の記者会見で「兄に対して勝ちたい、追いつきたいという気持ちはなかった」と明かした。その理由は「弟が兄を越えることは無理と思っている」ということ。「自分は追い掛ける立場でプレッシャーがない自由な身。兄貴の方がプレッシャーが掛かるだろうし複雑な気持ちがあるはず。兄貴がそれを背負ってくれているし、自分は尊敬している」と話した。

 また、「兄貴が背中を見せてくれていたからこそ、僕も頑張らなければと思っていた。自分がSGを獲れない間もずっと支えてくれていた」と励みになっていたという。その関係性を「ライバルでもないし、どう言えばいいのかな」と表現に困っていたが、これこそ兄弟レーサーだけが持っている特別な絆だろうと思う。

 ボートレース界では兄弟レーサーは珍しくないが、2人そろってSGを獲ったことは歴史に残る偉業。次の目標として「グランプリを獲ってみたい。その気持ちが強い」と宣言した弟の仁志。兄の元志も同じ気持ちだろう。

 2016年には兄弟そろってグランプリ出場を経験している2人だけに、今年のグランプリ(12月15~20日・平和島)でも2人そろって出場を果たしてくれれば、かなり盛り上がるだろうと大いに期待している。(関東ボートレース担当・岡 浩司)

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