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【競輪】南潤の台頭で勢いづく和歌山軍団 若いパワーと中堅、ベテラン勢が融合

 活況の和歌山支部の火付け役となった南潤
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 「競輪記者コラム・仕事 賭け事 独り言」

 競輪界は徳島や愛媛など四国勢が才能あふれる若手に刺激を受けて盛り上がっている。今回はそれに負けじと活況を見せている和歌山支部にも注目したい。火付け役となったのは昨年7月に111期生の在校チャンプとしてデビューした南潤(20)=S2。12月に同期で1番乗りとなるS級2班に特別昇級。1月の地元記念では堂々の走りを見せ決勝へ進出。決勝は落車(再乗8着)と結果は残念だったが、2月の別府では早くもS級シリーズ初優勝と期待通りの活躍を見せている。また近畿地区プロ選手権の1キロタイムトライアルでは2位に2秒以上の差をつけて優勝。今後はナショナルチーム入りも含め、自転車競技でも活躍を見せる可能性がありそうだ。

 105期生の石塚輪太郎(24)=S1=も本格化。昨年1月にS級に初昇級を決め、じわじわと脚力を強化。今期(1~6月)から1班に昇格し、3月の久留米F1でうれしいS級初優勝を決めた。「やっと勝てた感じ。(F1優勝で)今年の目標の1つを達成できた。ここからは記念を勝つくらいの気持ちを」とさらに高みを目指している。今後はG1・日本選手権(5月1~6日・平塚)の出場も決まっている。特別競輪の舞台でどのような走りを見せてくれるか楽しみだ。

 中西大(27)=107期・S2=も力をつけてきた。現段階でS級優勝こそないが、来期(7~12月)は自身初のS級1班へ昇格。持ち味である強地脚を磨いて、頼れる先行選手に成長してきた。記念や特別競輪にもコンスタントに出場している稲毛健太(28)=S1=も含め、紀州の自力選手は強力なメンバー構成になっている。

 前述の自力選手を盛り立てる追い込み選手たちも好調だ。1月の地元記念で東口善朋(38)=85期・S1=が悲願の記念初優勝。2月の地元F1では中野彰人(30)=93期・S1=が石塚の番手から優勝を飾った。椎木尾拓哉(32)=93期・S1=は今年初G1の全日本選抜(四日市)で決勝進出。3月の別府F1では完全優勝を成し遂げた。

 若いパワーと中堅、ベテラン勢がうまく融合して、支部全体が上昇気流に乗ってきた和歌山勢。これからはF1だけでなく、G3や特別競輪(G1、G2)といった舞台でも大いに持ち味を発揮しそうだ。(関西競輪担当・貞 友之)

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