【競輪】長渕剛と岸和田グランプリ

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 競輪界にとってビッグニュースといえる。12月30日に岸和田競輪場で行われる「KEIRINグランプリ2014」のイメージアーティストに、シンガー・ソングライターの長渕剛(57)の起用が決定。24日に都内で記者発表が行われた。

 これがただのイメージキャラクターという枠に収まらない。岸和田でのグランプリのために長渕は、新曲「走る」を書き下ろして6月11日にリリース。グランプリ宣伝のテレビCMにも出演する。これは開催施行者の岸和田市が「グランプリを関西だけでなく全国的に盛り上げるために知名度、カリスマ性ともに非常に高い人間」という理由から長渕にオファーし、実現した。

 そのテレビCMが、またすごい。競輪事業を統括する財団法人JKAの広報チームを通じて確認すると、長渕は3月21日に競輪選手を養成する日本競輪学校(静岡県伊豆市)に出向き、午前8時から午後7時まで、11時間かけて撮影に参加したという。競輪選手が実際に使用する固定式のローラーでピスト(競走で使用する自転車)に乗ったり、走路で登坂に挑んだりと、思い切り汗を流して体当たりの演技を披露。それを約40人のスタッフにより収録した力作となっている。さらに4月2日には神奈川県川崎市にあるライブハウスにて横5メートル、縦6メートルの巨大な紙を使ってグランプリをイメージした「詞画」を作製。全身、墨にまみれてド迫力の作品も書き上げた。

 「KEIRINグランプリ」は毎年12月30日に行われる競輪界の一大イベントで、1着の賞金は1億円。この1億円を一発勝負で争うという改めて考えると、かなりぶっ飛んだ発想のレースだ。その年のG1レースを優勝した選手、獲得賞金上位の選手などが出場権を得るが、競輪は基本的に9人でレースを行うため、グランプリに出場できる選手もたったの9人。これまでは85年の第1回大会からすべて立川、京王閣、平塚と関東、南関東の競輪場で開催されてきたが、今年は初めて岸和田競輪場で開催。第30回にして初の西日本での開催となる。

 その記念すべき岸和田グランプリを盛り上げるのが長渕。詳細までは未定だが、グランプリ開催中に長渕が岸和田競輪場に来場することも、すでに決定している。8月からは全国のアリーナでツアーを敢行し、ますます勢いに乗る長渕。最高に熱い男が、年末の岸和田競輪場を大いに盛り上てくれることは間違いない。

 岸和田競輪場のアクセスは南海電鉄「春木駅」下車で徒歩6分。3500台の無料駐車場も完備しているが、グランプリ当日は早い時間帯で満車となることが予想されるため、公共交通機関の利用をお勧めする。(関西競輪担当・岡浩司)

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