高田綾厳しさ痛感も「心は折れません」

 【第101回】高田綾(29) =福岡・110期=

 エステティシャン、歯科助手など、さまざまな職業を経て「中学生くらいからの夢」と話すボートレーサーになったのが、今回紹介する高田綾だ。

 「視力が悪かったので選手はあきらめていた」と話すが、規定変更で視力回復手術を受けても受験資格が与えられるようになると、迷わずにレーシック手術を受けて選手を目指した。「思ったらすぐに行動に移すタイプなので…。いろいろな仕事をしましたが、やっぱり憧れていたボートレーサーが一番です。それでも選手になってみると奥が深いですね」と勝負の世界の厳しさを痛感している。

 「やる気があるところだけは自信があります。(5)(6)着が多いけど心は折れていません。将来は強いだけでなく、別の人から目標になるような選手になりたい。あと、早く自分の車が買えるように頑張りたい」と今後の目標を話してくれた。

 「男らしい人が好き」と小動物系の愛らしい笑顔で話す29歳に今後も注目だ。

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