【第２０回】千葉真弥（２５）＝静岡・１１２期＝

　いつもニッコリと笑いながら取材対応をしてくれる千葉だが、ピットではどちらかといえば控えめな方だ。そんな彼女が、最近ものすごくはまっているのがスマホゲーム。「ＰＵＢＧっていう対戦型ゲームで、しゃべりながらできるし、めちゃくちゃ面白いんです」と楽しそうにゲームの説明をしてくれた。

　選手間でもはやっているようで「犬童（千秋）さんがすごいんです。４人チームで行けるオンラインになっているんですが、合ったこともない人とチームを組んで戦います。レース場では会ったことはないんですが、福岡の山一（鉄也）さんや江崎（一雄）さんが参加しててゲーム上では知り合いになってます」とゲーム仲間の名前を挙げてくれたが、ゲームをやらないアナログ人間の身としては少し不思議な話だ。

　ＰＵＢＧをやり始めてから、もう半年くらいになる。「ほぼ夜にやってます。１回３０分くらいで最後の１チームに残ると“ドン勝つ”といってコインをもらえるんです。でも最近はレースの追加あっせんが多くてやれてないんです。やらないとレースと一緒で鈍るんですよね。そう考えると、やっぱり仕事が多い方が断然いいんですね」と苦笑いを見せた。

　レースでは一時期低迷していたが「最近は少しずつだがリズムも上がってきた。まだ合わせ切れないことが多いが合っていれば走れる。イースタンヤングにも選ばれて勉強になった。これからは上でもやれるように頑張ります」とさらなる飛躍を約束した。