原加央理 子供の名前と夫の登番が刻まれたヘルメットで全力勝負

 【第64回】原加央理(30)=埼玉・99期=

 紫色ベースの王冠が輝く原のヘルメット。「産休に入る前に新しいデザインにして作りました。初代は“No.1”の絵が入っていたんですが、一つ上のレベルを目指して、今は“王冠”にしています。もちろん自分がボートで“クイーン”になる意味を込めて作りました」と少し照れながら教えてくれた。

 王冠以外にもこだわりのデザインがある。それは「子供2人の名前(みなと、はやと)と旦那(西村勝)の登番3589」が、ヘルメットに刻まれていることだ。「試走前にヘルメットをかぶる時には必ず見ることにしている。見るとやっぱり落ち着きますね」と家族に守られてレースに臨んでいる。「もう一つ隠れアイテムがあるんです。内側にはお守りがあって、『無事故完走』って唱えてからレースに臨んでます」とお祈りも忘れない。

 両親がレーサーだと子供も寂しがるのは当然だが「生まれた時からこんな生活ですからね。でも小学1年生と幼稚園の年少なので、離ればなれのは自分も、子供もやっぱり寂しいですよね。一緒にいる時はいっぱい遊んであげるし、学校行事には必ず私が出るようにしてます」とママさんレーサーは家でも、レース場でも全力で頑張ってます。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ヴィーナスレーサーの秘密最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス