「チャレンジカップ・ＳＧ」（１９日開幕、津）

　現時点で賞金王決定戦出場ボーダーの１２位にいるのは峰竜太。峰は今回Ｆ休みだが、２１日から鳴門の４日間一般戦に登場する。ここで完全Ｖなら約１５０万円の上積みが可能。今節出場者の目標は、峰が最大で獲得できる約６０７０万円を越えることになろう。

　ここに優出２着で届くのは、１５位の田中信一郎まで。１６位の秋山直之から下の選手はＶが条件となり、４８位の鳥飼真以下の１１人はＶでも届かない。ボーダーより上でみると、８位の篠崎元志（今回不参戦）までは安全圏。９位の湯川浩司や１０位の田村隆信は準優で無事故完走、１１位の中島孝平は優出を目指したい。

　注目は目下１３位の斉藤仁。総理大臣杯優出や若松周年Ｖなど春先から好調な滑り出しを見せ、大詰めの１０月には蒲郡周年優出３着で貴重な上積みに成功した。東京支部では、浜野谷憲吾より年下の賞金王出場選手は不在。そのカベを突き破る、最大のチャンスだ。