【競輪】平塚GP 9着の脇本雄太「左肘が当たって後手に…。反省して(来年も)頑張ります」
「KEIRINグランプリ2025」(30日、平塚)
単騎の郡司浩平(神奈川)が最後方から先に仕掛けた嘉永泰斗(熊本)に乗る形からまくって1着。6回目の出場で悲願のグランプリ初制覇を飾り、賞金1億4600万円(副賞含む)を獲得した。2、3着は阿部拓真(宮城)、吉田拓矢(茨城)の順で入った。
近畿カルテットの番手を回った脇本雄太(36)=福井・94期・SS=はその位置を守ることができず9着大敗。レース後は記者会見場に左肘を右手でかばうようにしながら現れた。「番手を守れなかった。真杉(匠)君が外から来たので、(関節脱臼骨折した)左肘が当たって、全部で後手に回る感じになった。それが敗因」と淡々と語った。G1・寬仁親王牌(前橋)の準決前にローラー練習中に転倒。そのケガの影響が大きかったようだ。
最後に「反省して(来年も)頑張ります」と前を向いていた。2026年は和歌山記念(1月9~12日)から始動する。


