【ボート】多摩川 定松勇樹がSG制覇以来の当地参戦も機力不足に厳しい評価「いいところがないですね」
「四市組合設立58周年記念 BTS市原カップ」(17日、多摩川)
うれし涙を流した24年5月のSG・オールスター制覇以来の当地参戦となった定松勇樹(24)=佐賀・125期・A1=は機力が厳しく、前検から苦しいコメントを残していた。初戦の5Rは5コースから4着とコメント通りの厳しいレースとなった。
しかし、後半のメイン12R「BTS市原選抜」では3コースから1Mを切れ味抜群のすさまじい旋回を見せると、首位争いまでは持ち込めなかったものの、2着を確保した。「いいところがないですね。全部が合ってない感じでおかしい。転覆(使用2節前)の影響はありますね。直線は行かれる人には行かれるし、ターンの感じも良くない。外周りは全部やりましたが、変化はなかったです。ペラを違う方向でやってみて、反応を見てみます」と変わらずトーンは上がらない。
それでも、思い出の水面で情けない姿を見せるわけにはいかない。機力の底上げは必要だが、ボート界でも屈指の旋回力を発揮して白星量産を目指す。




