「ＳＧ・第３０回オーシャンカップ」が２２～２７日に山口県のボートレース徳山で開催される。このＰＲのため周南市モーターボート競走事業の亀割昭二管理者ら関係者が１６日、同市出身で『２０２２ミス日本「海の日」』のモデル・属安紀奈（さっか・あきな）さんを伴い東京都江東区のデイリースポーツを訪れた。

　徳山でのＳＧ開催は今回も出場する磯部誠（愛知）が優勝した２０２３年のグランドチャンピオン以来。選出基準はＧ１、Ｇ２の優勝戦得点上位者となっている。初日ドリーム戦の１号艇は今期Ｆ２と苦境に立たされている毒島誠（群馬）。大会連覇が懸かる茅原悠紀（岡山）、６月戸田のグランドチャンピオンに続くＳＧ連勝を狙う池田浩二（愛知）、Ｇ２・全国ボートレース甲子園（びわこ）で涙のＶを飾った馬場貴也（滋賀）ら実力者が襲いかかる。

　初日オープニングセレモニーの選手紹介で花束贈呈を行う属さんは「今回初めてレースを観戦できて、それが地元の徳山なのはうれしいです！」と瞳を輝かせる。山口支部からは白井英治、寺田祥、海野康志郎が参戦。「地元のＳＧは初出場ということなので」と、推しには繰り上がりで大舞台に立つ海野を挙げた。

　２６日に来場するお笑いコンビ・ぺこぱの松陰寺太勇は山口県出身。俳優・神尾楓珠も最終日を彩るなど、多彩なゲストが盛り上げる。売り上げ目標は１４０億円だが「徳山の過去最高が２３年グラチャンの１４１億円。超えたいです」と亀割管理者は意気込んでいた。