【競輪】平デイリー杯 A級1、2班戦は川上隆義が2各からまくって優勝
「デイリースポーツ杯・F2」(1日、平)
1日は最終日が行われた。メイン11RのA級1、2班戦は川上隆義(24)=栃木・125期・A2=が最終2角6番手から豪快にまくって1着。5月函館に続く今年3回目の優勝をゲットした。ガールズケイリンは青木美保(27)=埼玉・118期・L1=が差し脚を発揮してV。チャレンジは亀井宏佳(52)=宮城・74期・A3=が制した。
川上が今期3回目の優勝とともに来年1月からの初S級昇級を当確にした。
レースは単騎戦。最終2角からはまくりを放ち、逃げる坪内恒(千葉)を最終3角で抜き去ると、後続を寄せ付けず1着で駆け抜けた。「単騎戦だったが落ち着いて走ることができた。逃げていた坪内さんが強かったけど、まくれて良かった」とレースを振り返る。
この優勝で来年1月からは初のS級での戦いが待っている。「このままS級に行っても勝てない。圧倒的に脚力が足りない。同期もみんな強いし、今年の後半戦は先行も増やしてS級で戦える脚力を付けていきたい」と優勝に浮かれることなく気持ちを引き締める。7月からは積極策を武器に、2期連続S級昇級をつかむつもりだ。




