【ボート】原田才一郎が宮島初制覇!「同期・中村日向のウエスタンヤングVが刺激に…」
「楽天銀行賞」(23日、宮島)
宮島ボートの4日間シリーズは23日に最終日を迎え、12Rで優勝戦が争われた。最終日は午後からゲリラ豪雨に見舞われ強風が吹き荒れる瞬間もあったが、優勝戦前に雨は上がり風速も1メートルと穏やかな水面コンディション。1号艇で人気を背負った原田才一郎(28)=福岡・122期・A1=がコンマ09のSで逃げ切りV。スロー水域の鬼・深川真二(佐賀)の前付けによる深いイン戦でプレッシャーのかかる中、しっかりとSを決めて押し切った。2コースからコンマ08のSを踏み込んだ深川は2着。3コースからまくり差しを狙った横田貴満(佐賀)が3着に続き、2連単、3連単とも1番人気で決着した。
昨年11月福岡以来、通算5回目の優勝を決めた原田は「優勝戦で深川さんと対戦できて良かったです。調整は完璧でした」と短期間で急変した日々の天候に対応し、節間を通してトップクラスの足を維持。「同期の中村日向がウエスタンヤングで優勝していたので、刺激になりました」と20日にG3・ウエスタンヤング(芦屋)を制した同期の活躍をプラスのエネルギーに変え、SG2回を含め通算116回のV歴を誇る大物・深川を相手にV。初優勝の23年2月とこなめ以外は、23年4月三国、11月戸田、24年11月福岡と優勝はルーキーシリーズでのものだったが、深川を相手に、厳しい条件で臨んだ今節のイン逃げVは今後につながる勝利だ。
予選2日間の準優制で競われた今大会。シリーズをリードしたのは深川だったが、前検日のペラ調整でいち早く正解を出した原田は予選2位。準優でただ一人逃げを決めて優勝戦の1号艇を手にした。「4月の宮島周年で、先輩方のエンジン出しのすごさにボコボコにされ、いろんなアドバイスをいただきました。今節、それを生かすことができました」と前検日から調整に迷いはなかった。1年間の出場停止処分で今年9月の当地ヤングダービーには出場できないが、原田の目指す舞台はその先にある。今は力を蓄え、辛抱の期間。宮島で残した今節の結果が後々生かされる。そう感じさせた優勝戦だった。





