【ボート】桐生G1 新田雄史が節イチパワーを生かして4回目のG1制覇
「赤城雷神杯・G1」(12日、桐生)
1号艇の新田雄史(40)=三重・96期・A1=がインからコンマ12のトップSを決めて逃走。4年3カ月ぶり4回目のG1タイトルをゲットした。2着は4号艇のベテラン・原田幸哉(長崎)。3着には2回目のG1優出だった6号艇の権藤俊光(大阪)が食い込み、3連単は4060円だった。
新田が節イチパワーで圧逃した。進入は枠なりの3対3。インからコンマ12のトップSを決めて1周1Mを先に回ると、バックでは後続をグイッと引き離して決着をつけた。「仕上がりはS展示から大丈夫だと思った。あとはピット離れとSだった。原田選手が伸びてきたけど、何とか耐えられて良かった」と冷静に振り返った。
優勝は通算54回目で、今年は7回目と絶好調。G1は21年3月の住之江周年以来4年3カ月ぶり4回目となり、来春のクラシック(26年3月24~29日・蒲郡)の切符を手にした。「人生で一番ボートに乗れている。調整力はまだまだだが、ターンに関してはトップクラスにも引けは取らないと思う。SGを取れるようにやるだけ」と目がキラリ。次節の三国一般戦はもちろん、SG・グランドチャンピオン(24~29日・戸田)に弾みのつく優勝になったのは間違いない。





