【ボート】桐生G1 静かに闘志を燃やす栗城匠
「赤城雷神杯・G1」(10日、桐生)
栗城匠(30)=東京・118期・A1=が静かに闘志を燃やす。4日目7Rは5コースからシャープにまくり差し、桑原悠の猛追を退けて2着を確保。予選7位で突破した。「エンジンのおかげ。行き足がいい。ただ、ペラが合っていなくて体感が良くなかったのでペラ調整する」とすぐに気持ちを切り替えていた。
2021年5月の平和島周年でG1初優勝を飾っているが、その後は苦しい戦いの日々が続いた。長い間、優勝から遠ざかっていたが、前節の下関では2022年5月の江戸川以来、3年1カ月ぶりのVとリズムは急上昇している。「最低、優出はしたい。自信を持って行ける足にしたい。スタートはコンマ10くらいは行きたい」と目を輝かせていた。




