【競輪】京王閣デイリー杯 佐藤一伸が2月の松阪に続く今年2回目Vも「情けない」と笑顔なし

 「デイリースポーツ杯」(26日、京王閣)

 北日本ライン3番手を追走した佐藤一伸(37)=福島・94期・S1=が、直線で抜け出して1着。2月の松阪に続く通算7回目のS級優勝を果たした。2着には横関裕樹(岐阜)、3着には簗田一輝(静岡)の単騎2人が続き、3連単は2万4470円の波乱。最終2角で森田一郎(埼玉)が落車(再乗6着)。この件で大川剛(青森)が失格となった。

 結果こそ1着で優勝だったが、佐藤は「情けない」と絞り出すだけで笑顔は全くなし。記者からのリクエストで優勝者のジャージに袖を通して撮影に応じたが「本当はこれ、着ちゃいけない」と顔をしかめた。

 桜井祐太郎(宮城)-大川に任せて3番手追走。だが最終ホームで森田に外から押さえ込まれ、連結を外してしまう。その森田が1センターで踏んだところを、大川が押し上げて森田が落車。さらにバックから仕掛けた長島大介(栃木)に大川がけん制を入れ、佐藤は空いた内を進出。最後の直線も横関に内を突くスペースを与えてしまい、逃げた桜井を残せなかった。

 「もっと3番手の勉強をしないと」と反省ばかりの佐藤。今回は開催前日に追加あっせんが入っての登場だが「良かったのは結果だけ」とバッサリ。次こそはスッキリと優勝につなげてみせる。

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