【競輪】全プロ自転車競技大会 新田祐大が5回目の1キロタイムトライアルを制覇&先日引退の平原康多氏へ「感謝の気持ちしかない」

 「全日本プロ選手権自転車競技大会」(26日、青森)

 新田祐大(39)=福島・90期・S1=が、2013年の60回大会以来となる5回目となる1キロタイムトライアルを制した。最後から2番目で出場すると、1分3秒384の好タイムをたたき出し暫定トップ。2年連続優勝で最終走者の菊池岳仁(長野)は思ったほどタイムが伸びず0秒303差をつけた。

 走り終えると倒れ込み、立ち上がれないほどの激走だった。昨年、一昨年と苦渋を飲まされていただけに今回に挑む気持ちは強く「一昨年は機材のトラブル。昨年は体のトラブルがあった。それを踏まえて今回は入ってこられた」と失敗を生かせたことが勝利の要因となったようだ。現在はあっせん停止中で競輪のレースに参加できていないが、「復帰まで時間があるけど、頑張って行きます」と復帰に向けて前を向いた。

 続けて、先日引退を表明した平原康多氏(埼玉)についても言及した。「深谷(知広・静岡)の投稿で知って、平原さんに連絡もさせてもらった。自分がオリンピックと競輪の両方でやっているのを陰ながら応援してもらっていたし、(競輪の)走りではライバルとして認めてくれた。そのことが自信になったし、プライドも芽生えた。そして責任感を持ってレースに挑むことができていた。感謝の気持ちしかない」と話した。

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