【競輪】佐藤慎太郎が平原康多引退に「現代のミスター競輪は平原だよ」

 競輪界のトップをけん引してきた平原康多(埼玉)の引退が明らかになった。地区は違えど何度も連係がある、デイリースポーツファミリーの佐藤慎太郎(48)=福島・78期・S1=が全プロ記念競輪で参戦している青森競輪場でコメントした。

 「びっくりしたよ。後ろから記念優勝させてもらったこともあるし、いつも気持ちのこもったレースをしてくれた」と言うように、20年の四日市記念では宿口陽一(埼玉)-平原の3番手から。22年の平塚記念では平原の番手から抜け出して優勝の実績があった。

 「俺のことを競輪伝道師とか言う人もいるけどさ、本当の(競輪)伝道師は平原だし、現代のミスター競輪は平原だよ。何でもできるし、隙のない走りしていた。まだまだやれるよ。「限界?気のせいだよ!」って言うのは限界が分かっているから言うわけで、自分より力のある平原が辞めるとか、それこそ神山(雄一郎)さんもそうだったけど、自分を奮い立たせるものが削がれてきている」と寂しさを見せていた。

 佐藤自身の今後については「納得できるまでは走りたい。まあ、これは人によって納得のポイントは違うけどね。体が動くうちは走り続けるよ。あとはデイリーさんがどれだけ出してくれるかで変わるよ(笑)」と慎太郎節で周りを笑わせていたが、今後もファンの前で活躍を見せてくれるはずだ。

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