「平和島モーターボート大賞・Ｇ２～Ｇ１・Ｇ２優出者バトル～」が２０～２５日に東京都のボートレース平和島で開催される。このＰＲのため、府中市ボートレース企業局の茂木孝之参事が１６日、永井彪也（３２）＝東京・１０９期・Ａ１＝を伴い東京都江東区のデイリースポーツを訪れた。

　初日、２日目の１２Ｒはダブルドリーム。“東都のエース”こと浜野谷憲吾、３月に若松でＳＧ・クラシックを優勝した佐藤隆太郎（ともに東京）がそれぞれ１号艇に乗艇する。永井はこのドリーム戦にこそ選出されなかったが、直近３節は全て優出。とりわけ２節前の多摩川一般戦は節間７勝を挙げ、優勝戦では浜野谷や今大会にも出場する師匠の中野次郎（東京）ら銘柄級を相手に力強く、イン逃げを決めている。

　「本当にいいリズムで来られています」と本人も好調ぶりを自任。当地では意外にも優勝歴がないが「（エース１９号機など）いいエンジンを引けるように運気をためようかな」と、端正なマスクにさわやかな笑みをたたえる。また、今年は佐藤のほかにも石渡鉄兵が４月に福岡周年を制するなど東京支部の活躍が目立っており「支部６人で今回の優勝戦の席を埋められたら。今の流れなら、決してなくはないと思います」とうなずいた。

　売り上げ目標は４５億円に設定。２１～２３日のＹｏｕＴｕｂｅ『ＬＩＶＥ　ＲＥＰＯＲＴ平和島』にはプロ野球元中日投手の岩瀬仁紀氏が出演するなど、節間は多彩な盛り上げ施策を用意している。