【ボート】多摩川 約2年ぶり当地参戦の黒井達矢が新エンジンに好感触!「少しホッとしている」
「マンスリーBOATRACE杯」(9日開幕、多摩川)
多摩川ボートは今節から新エンジン、新ボートとなる。注目の前検は南風4メートルのスリットに向けて追い風でのコンディションで行われた。
前検トップタイムは金田智博(福井)が6秒64とぶっちぎりのタイムをマーク。「ペラを叩いて伸びは良かった。乗り心地もまずまず。Sは少し速かったけど、いい傾向だし新エンジンの前検としては良かった方だと思う」と時計通り手応えは良さそう。2位は6秒69をマークした加瀬智宏(群馬)と山本兼士(大阪)。加瀬は「特訓では班で他がどうとか気にならなかった。起こしで鳴いたのは気になる。いろいろ点検する」と話し、山本は「ペラはザーッと叩いて普通には走っていた。1人で乗ったり、S練習は出ることも下がることもなかった」と評価はまずまずのようだ。
初日メイン12Rドリーム戦に出場する中では、黒井達矢(36)=埼玉・103期・A1=の気配がいい。「外周りとペラを調整した。体感的には悪くない。少しホッとしている。多摩川は久しぶりなので、まずはしっかり乗れるように心掛けたい」と話すように、当地は23年3月のG1・ウェイキーカップ以来の参戦だが優勝実績のある水面。活躍が期待される。



